今週のお題「大移動」
私にとって、旅行での大移動といえば、ちょうど10年前のこと。
今勤めている会社に転職する際に、前職での有給休暇の消化により、連続して40日の長い休み、ロング・バケーションを取ることができました。
10年前の1月のことです。
この長い休みにどこに旅行に行こうか、プランを色々と考えました。
北欧に出かけて、オーラを見るのもいいなと思ったり、中米の古代文明の遺跡を巡るのもいいなと思いましたし、季節が真逆の南半球、ニュージーランドでのトレッキング、オーストラリア、そして地球の裏側のパタゴニアのトレッキング、が候補に上がりました。
オーロラを見に行く旅は非常に憧れがあったのですが、運次第のところがありますし、あまり寒いのも、ずっと暗い冬も好きになれそうになかったので、季節が夏のパタゴニアに行くことにしました。
超絶に長いフライト
アルゼンチン、ブエノスアイレスへのフライトは、価格だけでエミレーツを選択し、ドバイ経由で向かうことにしました。
ドバイまではそれほど長くは感じなかったです。
私の場合、日本からドイツに飛んだことが数回ありましたので、10時間程度ならばそれほど長く感じません。
ドバイに昼頃について、乗り換えの飛行機は翌日の朝。それまでドバイ市内のホテルに泊まって、観光する時間がありました。
世界一高いビルを見に行ったり、そこの水族館を見たり、ちょっと街を歩いて、運河の渡しにのって、異国情緒を味わったりして楽しんだことを覚えています。
翌朝飛行機に乗り込み、ガラガラのエコノミーの座席をつなげて、横になって優雅に移動したことを覚えています。 アフリカ、エティオピアあたりの上空を通過した時は、大地溝帯の変化に富んだ地形を上空から確認することができ、非常に感動したものです。
ドバイからアルゼンチンまでは直通ではなく、ブラジルのサンパウロを経由。再び離陸して、ブエノスアイレスへ、と非常に長いフライトでした。
空港で仮眠してフェゴ島、ウシュアイアへ。
ブエノスアイレスの空港で仮眠して、翌早朝のフライトで最南の地Ushuaia(ウシュアイア)へ飛びました。 ウシュアイアでは、フェゴ島を巡るツアーに参加し、ペンギンの営巣地を巡るツーアーにも参加しました。いろいろな国の人と英語で会話できて楽しかったな。
パタゴニアの地をトレッキング
そのあとでカラファテに飛び、ポートナタレスまでバスで移動。Paine(パイネ)をトレッキングしてきました。 パイネはきれいだったな。今度は全行程、歩きたいです。
再び、カラファテに戻って、バスでエルチャルテンへ。ここはフィッツロイのトレッキングの玄関口となる街。 こちらでは4日滞在して、トレッキングを楽しんだのだけれど、今ひとつ天気に恵まれず、ちょっと残念な思いした。
再びカラファテに戻って、氷河のトレッキングへ。 クランポン(アイゼン)を装着したのが初めてだった。
イグアスの滝
旅の締めくくりは、イグアスの滝へ。アルゼンチンとブラジルが国境を接する大瀑布。 滝の水飛沫が凄すぎて、笑ってしまうレベル。事故写真が多かった。
ブエノスアイレスにも泊まって、街中を観光したのに、写真がどこかに行ってしまって見つかりません。
もっといい写真もあっただろうに、10年前も前だからデータが変なところに行っているみたいです。
地球の裏側は遠いけど楽しかった
駆け足で一番遠いところまで行った旅の振り返りをしましたが、写真をしっかり発掘して、きちんと振り返らないともったいないなと思いました。
一生で1回しか行けないようなところだから、せっかくの写真と記憶が散逸しないように、どこかでまとめておきたいです。
ひょっとしたら、ここのブログで書くことになるかもしれないですね。