Beyond Lifehacking

ライフハックを超えて、本質的に人生を良いものにするために

外出先での電源ストレスが消えた

営業なので、外出することが多いです。

外出先でも、自宅や、会社と同じように仕事や趣味を楽しめるように、荷物が多くなりがちです。

PC、ガジェット関係では、

  • 会社支給のPC
  • ノートの代わりのiPad (M1 iPad Pro 12.9” or iPad min第6世代)
  • 個人用のiPhone 15 Pro Max
  • 会社支給のiPhone 15

を持ち歩いています。出張の場合は、これにモバイルバッテリーとUSB-Cの電源アダプターを持っていくことになります。それから着替えなども。

充電方法は統一できた

ありがたいことに、PCもガジェットも全ての電源周りはUSB-Cで統一できるようになりました。iPhone 15万歳!

たった一本のケーブルの話ではありますが、荷物が少なくてすむのは、非常にありがたいことです。

充電方法はUSBーCで統一できました。
その次にやってきた問題は、モバイルバッテリーを利用する間接充電と電源アダプターによる直接充電の優先度の問題です。

外出先で困ること

十分に気をつけてバッテリー管理ができていれば、外出先で電源を探したり、モバイルバッテリーの残量を使い果たす、などの事態には至りません。
普通はなんとかなるものです。

しかし、いつもフル重点の状態で外出するわけではないし、会社支給のWindowsノートでスリープ状態にならなくて、気がついていたらバッテリーが消耗していたなんていう失敗も数回あります。

頻度は極めて低いのですが、ここぞという時に限って、バッテリーの残量が少なくてピンチに陥ることがあります。
普段は問題ないのに、なんでこんな時に?という不運はつきものです。

逆転の発想で

そもそも、いつもフル充填にしておくのは面倒。

リスク管理という視点では当然のことなのかもしれませんが、そこに注意を払うよりも、もっと大事なこと、あるでしょう?

ここはいっそのこと、逆転の発想をすることにしました。

常に準備を怠らないことはやめました。

その代わりに絶対的な安心感のある、大容量のモバイルバッテリーをお守りとして持ち歩き、PCもiPadiPhoneも全て一台の大容量モバイルバッテリーに繋げればOKにする。

Anker Prime Power Bank 27650

安心を持ち運ぶ、まさにそんな意味で、Anker Prime Power Bank (27650 mAh)の巨大なモバイルバッテリーを選択した。

選択した理由は、3つ。

  1. 高出力
  2. 高速充電
  3. 状況確認が容易

まず、1.の高出力だが、2つのUSB-Cポートがあるが、それぞれ140Wの出力が可能であるところがモンスターだ。
さらにUSBーAのポートがあるが、3つのポートで合計250Wも出力できる。
今は必要なくても、将来必要になるかもしれない。
電源に直接繋ぐ感覚で、モバイルバッテリーを繋ぐことができるのだ。
すごい!としか言いようがない。

次に、2. の高速充電。
自分が気に入ったのはこの部分なんだけど、2つのUSB-Cポートを同時に使って、最大170wで充電できること。
単一ポートでも140Wで入力できるが、そんな高出力のUSBーC電源アダプターは持っていない。
出張先では、65Wの電源アダプターを2つ使ったら130Wで充電できる。
そうすれば40分強でフル充電できる。
自宅ならもう少し出力の高い電源アダプターがあるので、もっと早く充電できる。

で、使って便利だと実感したのが、3. の表示機能。
出力のW数、充電のW数が表示されるし、バッテリー残量、今の出力が続いた時のバッテリーの継続時間、今の充電のW数の場合のフル充電までの時間、といったものがシンプルに表示される。
これがシンプルに助かる。
それから、どれだけもつのかが時間でわかるし、フル充電までの時間がわかるので予定が立てやすい。

Anker Prime Power Bankの課題点

パススルー充電もできる。
でも実用的なのかが微妙かな。
充電が65W、出力が45W。
Macbook Airを使いながらの充電が可能だけど、会社支給のWIndowsノートには出力が足りない(65Wが欲しい)。

値段もお高い。
単なる大容量のモバイルバッテリーなら1万円以下で買えるけれど、こちらは高出力、高入力が可能だから高いのはわかる。
けど、2万円。

そして重い。
大容量だから当たり前のことなのだけれど、高い出入力のためだからその部分の回路周りが重いのでしょう。
約665グラム。
同程度の容量のモバイルバッテリーよりも100グラムぐらい重い。

500 mLのペットボトル+スマホぐらいの重量だから、カバンに入れた時の重量感が大きい。
コンパクトな分、密度がぎっしりで、ずっしりと重く感じる。

それでもPrime Power Bank 27650を選んだ理由

利点もあり、欠点もあるけれど、購入して満足しています。

満足している理由は2つあります。

  1. 外出先で電源を気にしなくて良くなった。ストレスフリーになった。
  2. 自宅で全てのガジェットの充電状態を気にしなくても良くなった

まず、1. について。
会社支給のPCはあまりバッテリーの持ちが良くなく、2時間も使用するとかなりバッテリー容量が削られてしまう。
また、M1 iPad Pro 12.9”もバッテリーの消耗は早い。
1時間で23%程度消費する。
外出先でがっつり作業をしようと思うと、バッテリーが不安になってくる。

そんな時に、喫茶店に電源の有無を確認したり、東海道新幹線で窓側の座席を指定したりする必要なく、Prime Power Bankに頼ればいい、というのはとても楽で、ストレスがない。

画面の輝度を落として、チップのパフォーマンスを下げれば、バッテリーのもちは良くなるけれど、外出先だからこそ、スピードを上げてサクサク処理した方が精神衛生的にいい。

次に2.について。出かける前に、PC、ガジェットの充電状態を気にしなくて済むのも助かる。

充電が不足しているだけで不安になるし、その不安を解消しようと急いで充電していると、出かけるタイミングが遅くなって、約束に遅れそうになってヒヤヒヤすることもある。
なんらかのトラブルは、不測の事態と言われるけれど、言葉通り予測ができないので、バッテリー関係に余裕があるのは何かと心強い。

なんとかなるという自信を持って、タイミングよく行動できるのは、強い。

そもそもPrime Power Bankへの充電が、USBーCを2本同時に差し込めば、フル充電まで1時間もかからないので、朝の準備も楽。
身支度をしている間に充電が終わるというイメージだ。
これは宿泊を伴う出張時に重宝する。
朝起きたら充電して、身支度をして荷物をまとめるころにはフル充電になってる。

まとめ

結構な金額でした。
でも、外出先での電源についてのストレスは無くなりました。

絶対的に信用できるものがある、というのは強いです。不安とは無縁になります。
持ち運べる電源コンセントがカバンの中にあるという感覚になります。

久しぶりに買ってよかったと思った、モバイルバッテリーでした。