Beyond Lifehacking

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節分だから成田山に行ってみた

今日、2月3日は節分。
節分といえば、成田山新勝寺の豆まきの模様がニュースの定番。

2024年の節分は、土曜日。
初めて節分の成田山に行ってみました。

元旦ほどは混雑していない

京成成田駅から、参道を歩いて成田山新勝寺に向かいました。
すごい混雑を心配していましたが、それほどではありませんでした。
元旦に歩いたことがありましたが、その時はとても混雑していていました。
ですから、ちょっと拍子抜けしてしまいました。

参道を歩いていくと、門前に鰻屋さんが軒を連ねている下り坂があります。
そのあたりに来てやっと人の多さを感じました。行列ができている有名店の店先には、90分待ちの表示が。。。

難なく、山門から境内に入り、石段を登ります。すると、そこが豆まきの会場。
ゆっくりと記念写真を撮る間もなく、警備員さんに誘導され、三重塔の裏側へと案内されました。

豆まきの20分ほど前に会場に着いたのですが、本堂右側はまだ空いていて、豆まきに参加できました。
初めてだけに、楽しみです。

初めてを経験した

定刻になったら、豆まきする年男と年女の方々が列を成して現れました。
そして、本堂前の階段で記念撮影をします。

豆まきの前に、本堂で護摩祈祷をします。
中の様子を窺い知ることはできませんが、境内に設置されているスピーカーから、式次第の説明がされます。
大事なセレモニーであることは承知の上ですが、豆まきが始まるまで結構待たされます。
入場して20分ぐらい経ってから、ようやく本堂から豆をまく年男・年女の方々が現れました。

屋外での豆まきは見たことがなかったので、どんなものかと興味津々でした。
一握り程度のピーナッツ(落花生)と大豆がプラスチックの小袋に入れられ、それを投げます。
地面に落ちても、汚れない配慮がされていますし、拾いやすいです。 拾う側にもルールがあって、地面に落ちた豆は拾わないでください、と注意アナウンスがありました。
落ちた豆を拾うことで、人が交錯して転んだり、倒れたりするのを防ぐためと思われます。
その状態がひどいと、笛を鳴らして、豆まきを中断、中止するのだそうです。

豆は買えば済むものですし、そんな高価なものを蒔くわけではないので、あまり血眼(ちまなこ)になって拾うものでもないと思うのですが、欲張ったおばさんが落ちた豆を必死の形相で拾ってます。
周囲の迷惑を顧みることなく、欲の権化になっています。
仏教のお寺なのですから、「執着」してはダメでしょう?煩悩の虜ですね。

私は空中を飛んできた豆を5個ほどキャッチできました。やはり、背が高いほうが有利です。

芸能人は本堂から真っ直ぐ伸びる特設の会場で、相撲力士は本堂の階段を降りた正面で、本堂の周囲はそれ以外の年男、年女の方が豆まきをされていました。
芸能人の方は遠すぎて、全然様子が見えませんでした。
一方で、力士は大きいから、存在感は大きいです。目立ちます。でも、顔まではわかりませんでした。

豆まきはあっという間

よくあることですが、待つ時間のほうが長いです。また、豆まきが終わっても、かなりの人が参加しているので、なかなか帰ることができません。
私は、本堂にお参りしてから、出世稲荷の裏口から帰ることにしました。こちらのルートを取れば、人並みに揉まれることなく、ゆったりと帰ることができます。
身代わり守りと福豆を参拝のお土産として買って、成田を後にしました。
季節のニュースの現場に行って、参加してきたんだなぁという、謎の満足感が残りました。